証取法違反罪で公認会計士の有罪確定へ 最高裁(産経新聞)
害虫駆除会社「キャッツ」の株価操縦事件に絡み、虚偽の有価証券報告書を提出したなどとして、証券取引法違反罪に問われた公認会計士、細野祐二被告(56)の上告審で、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は、細野被告側の上告を棄却する決定をした。懲役2年、執行猶予4年とした1、2審判決が確定する。決定は5月31日付。
細野被告側は、会計処理は適正で、同社の元社長=有罪確定=らとの共謀もなかったなどと無罪を主張。しかし、同小法廷は「虚偽記載を是正できる立場だったが、自己の認識を監査意見に反映させず、有価証券報告書などに適正意見をつけた」と指摘。「元社長らとの共謀を認めた2審判決は正当」と結論づけた。
2審東京高裁判決などによると、細野被告は元社長らと共謀。株価操縦で仕手筋に渡った同社株を買い戻すため、元社長が同社から60億円を借り入れたことを隠蔽(いんぺい)。虚偽の有価証券報告書など提出した。
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